不妊
不妊治療をしていた頃
U様からこんな素敵な写メールを頂きました 21(日)の写真です。
私はこの日の強風・豪雨からベランダの植物達を守らなくては!と、
植物を移動させるためにベランダに出ました。
あっというまに全身ビショ濡れです
先日友達Kさんの娘Nちゃんとデートしました。
ママが美容室にいっている間のベビーシッターです。
ベビーカーを引くのって難しいですね。
思うように操縦できず、何度も電柱や人にぶつかりそうになりました。
Nちゃんごめんね。それからありがとう。
とっても楽しいデートでした
そして、何よりも友人の子供と遊んで
心から楽しいと思えるようになった自分が嬉しい・・・
不妊治療を中断した理由のひとつは私の精神状態の悪化でした。
生理がくるたびに泣きじゃくり、友人の出産報告を聞いて
また泣きじゃくり、幸せそうな子連れの親子を見て泣きじゃくり・・・
自分の苦しい気持を周りの人に悟られたくなくて、
必要以上に元気にしていたから、
旦那様T君にたいする八つ当たりもひどくなっていました
今はT君も苦しかったんだと思えます。
でも当時の私はそんな気持ちの余裕はありませんでした。
不妊の事でつらかった出来事を上げれば100も200もありますが、
そのうちの一つは友人の出産やご懐妊を素直に喜べなくなってしまった事でした。
友人のおめでたを嬉しいと思う気持ちは本当でした。
でも、嫉妬心が上回るというか、自分に落第の印を押された気がするというか、
私はこんなに努力しているのに・・・って思っちゃってた。
そして、楽しそうに子供を抱いている旦那様の姿をみると、
T君への罪悪感まで沸いてくるんです。
一人でいる時はとにかく泣いてばっかり
そんな自分が嫌で仕方がありませんでした。
もう何が何だかわからない状態です
とにかく苦しいのです
赤ちゃんが欲しいという思いに執着するあまり、
自分に何が一番大切かを見失ってしまっていたんですね。
こんな精神状態では神様が子供を授けてくれる訳がありません。
少し休憩する事になりました。
それでもしばらくは精神的ストレスからは開放されませんでした。
むしろひどくなっていたかもしれません。
結局私は不妊治療に立ち向かう勇気も無く、
あきらめる潔さもなかったのかもしれません
当時はすごく辛かったけれど、
そのお陰で少しは人の痛みが分かる人間に成長できた気がします。
心からそう思えた時、体から余分な力がスーって抜け出た感じがしました。
今は、周りの幸せも自分の事のように嬉しく思えます。
私は極端な例かもしれませんが治療中の女性はとってもデリケートで、
周囲のちょっとした一言で傷付きやすい状態です。
治療自体も苦痛です。いつもいつも不安なのです。
奥様の不安を軽くしてあげられるのは旦那様です。
奥様が不安そうな時にはギュッと抱きしめてあげて下さい。
手を握ってあげてください。
それが一番の精神安定剤だと思います。
そして奥様は頑張りすぎず、我慢しすぎず旦那様に甘えてください。
そうはいっても頑張り過ぎない!無理しすぎない!って結構難しいんですよね。
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