不妊
「職場で妊活宣言」私の場合vol2
おはようございます。今日は前回の続き~
前回日記をご覧頂いた方からこんな質問を頂きました。(前回記事は⇒こちら)
Q : 妊活宣言をしたデメリットはありますか?
⇒強いて上げるなら「今月はどうだった?」と治療経過を聞かれる事が時々あったことです。面倒くさいと思った事もありましたし、それが妊娠不成立がわかった直後にだったりすると余計に落ち込む事もありました。でも、そんな事は不妊治療に限った事ではないですし、相手に悪気はないのは分かっていたので対した問題ではありませんでした。
Q : 上司だけでなくスタッフ全員に話したのは何故ですか?
⇒シフト面で同僚に多少なりとも負担をかけることになるし、同僚の協力なしでは仕事と治療の両立は不可能と思ったのと、余計な詮索をされたくなかったから。
さてここからは2回目の妊活宣言のお話し
治療を開始して約1年後不妊治療に疲れ果て、治療をお休みする事にしました。妊娠という事から少し離れたかったんです。
たまたま、この時期に転職しました。
治療はしていないので勿論、職場に不妊の事を話す必要はありません。
ところが・・・この職場には
「子供はまだなの? 子供っていいわよ。絶対に作った方がいいわよ」と私の顔を見るたびに子育ての素晴らしさを語り、我が家の子作り事情に介入してこようとする先輩が存在したのです。
最初の頃はこの先輩から子作りの話をふられるたび、心のなかで「うるさい!作れるもんならとっくに作ってるわー!」と叫びながらも、笑顔で「こればっかりは授かりものですからね~」と笑顔でかわしていたのですが、まぁ~執拗い!!!
意を決して彼女に打ち明ける事にしました。
自分が不妊症であること、不妊治療が辛くて今は治療を休憩していることを。
妊活宣言というか・・・謎の不妊症宣言です。
同じ女性同士、ましてや子を持つ歳上の方。
これで察してくれるだろう・・・
と、思った私が甘かった !!!
私の告白が彼女のお節介魂に火をつけ、それは格好のネタになったのです。
会う度に、会う度に、
妊娠に効くと言われる健康食品、お茶、サプリ、健康法、鍼灸院、漢方医やら・・・の情報を得意気に提供してくれました。
ちなみ、そんなのはとうの昔から知っている!という情報ばかり・・・
「ありがとうございます。でも今はあまり考えたくないんです。」と毎回やんわり拒否していましたが、彼女に響く気配なし・・・
なるべく二人にならないように距離をおいていました。
そして、その先輩が私の事を職場で話しまくっているという事を知りました。私は怒りと屈辱でいっぱいになりました。
もう我慢の限界!文句を言ってやる!
とも思ったのですが、職場の雰囲気を壊すのも嫌だったので思いとどまりました。
そこで私がとった対策は、その先輩とも私とも仲が良い人に自分の妊活事情を話しました。
後日その方がうまく話してくれたようで、お節介先輩の妊活情報攻撃は収まりました。
2度目の妊活宣言で学んだ事は二つ。
私自身も知らず知らずに親切の押し売りをしていた事があったかもしれない。
不妊な自分に劣等感があったから、お節介先輩の言動に過敏に反応していたのかもしれない。
最後に・・・
仕事と治療の両立って本当に大変です。不妊治療について理解している方も思っているより少ないです。
仕事との両立にはいろいろな意味で覚悟が必要です。
身体や心の負担を考えると、許されるなら仕事のペースダウンも、頭に入れた方がいいかもしれません。
職場全員の人が快く理解してくれるとは限りません。
でもそれは仕方がないこと。
理解してもらいたい!と思える人が一人でもいて、その人に理解してもらえれば頑張れると思います。
一人で頑張ろうとせず、手を貸してくれる人には素直に甘える事が出来れば、楽しい妊活ライフが送れると思います。
それでも、、、、「コンチクショー !!! 」と思う事があったらねむの木へいらして下さいませ。いくらでも愚痴を聞きます!
悪口、大歓迎!
思いっきり愚痴った後のトリートメントは至福ですよ(笑)
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